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2016年8月13日:米沢市内をめぐる
米沢市内をめぐるなら
今回の旅行の計画をあれこれたてていて、現状、過疎化の進む地方では、公共交通を維持していくのはやはり厳しいのだなあと感じた。秋田県内のとある地域の総合観光案内のサイトに「(この地域の)バスは生活路線なので観光には不向きなダイヤ。レンタカーかタクシーを使うように」とわざわざ書いてあるところまで発見してしまった。そして当のバスを調べてみると、大型のワゴン車で運行する乗り合いタクシーで、区間によってはオンデマンド運行(事前予約がない場合は寄らない)になっているようだった。
米沢の場合はそこまでではなく、郊外の温泉地までのバス路線は民間で、市内の各所は市が民間に委託して運行する、いわゆる「コミュニティバス」が結構頻繁に運行されている。しかも、民間・コミュ共通の一日乗車券まで発行しているのだ。まあ、これには、城下町など古くからそれなりの規模の市街地を作ってしまった街に特有の「鉄道が市街地を迂回して敷設されてしまったので、駅と市街地を結ぶ交通手段がどうしても必要」という事情もあるのかもしれない。
ちなみにそんなコミュニティバスの中には、当地出身の漫画家「ますむらひろし」氏の作品中のキャラクター、猫の「ヒデヨシ」が描かれているものもある。
今日は、一日乗車券「米沢乗るパス」と、博物館などの共通入館チケット「米沢見るパス」を利用してぐるぐるめぐることにした。