w-inds. 25th Anniversary Best Single LIVE TOUR 2026 “GOLDEN SINGLES”
いやはや、25周年ですか。
振り返れば初のライブ参加が2007年の就職直後ですから、自分も20年近く追っているわけで。
誤解を招きそうな言い方をしますが、自分にとって夏のツアーに参加することは、それが例え1公演だったとしても「義務」のようなもの。
その「義務」はきついものではなく、なにか充電というか、補充というか。
力がもらえる場所になっていることは間違いありません。
今回は25周年ということで全曲をシングル・オリジナルアレンジで固めたセットリスト。
いわゆる「出戻り組」の方々が多かったとみえ、僕が行った3月14日パシフィコ横浜公演、8月26日SGC HALL ARIAKE公演どちらも、全フロアほぼ満席という状況。会場のすごい熱気の中で観覧をしてきました。
なかったことにしない
w-inds.は当初3人編成、コロナ禍の始まりと前後してのメンバーの脱退を経て、2人編成になっています。
そのできごとも含めて「僕たち」だし、それも一部として次へ進んで行くんだ、という意志が一貫して感じられたし、その意志はライブ冒頭と途中に挟み込まれた、歴史を振り返るムービーにも現れていました。
特に冒頭のムービー、初回横浜でも見たのに、有明でも涙が……。
3つの流れ星が下から上へ(この動きもいいよね)、絡み合いながら昇っていく。
途中パッと明転すると、その星が2つに。それでもその2つの星は止まらない。ちょうど今のw-inds.のように。
星が星であるということ。それは止まらない、輝こうとすることをやめない、そんな歩みのこと。
2+4 = 3×2
2人体制になってからだいたい「メンバー2名+ダンサー4名」でバンドは表に出てこないステージ構成になっていると記憶していますが、この数字がとてもマジックナンバーで。
フォーメーションによって二つにも三つにもみえる、今回のステージは本当にそれが活かされていました。
上下ステージに慶太くんと涼平くんが分かれ、その後ろにダンサー2名ずつ、ってすると、3人の姿がみえるんだよね。
特に良かったのが M2 Long Road / M3 NEW PARADISE。この2曲のタイトルを並べただけで、何かメッセージになってそうな気がしませんか? ファンの間での人気も高い曲ですしね。
Long Road聞くと 15th Anniversaryの国技館の「オーディエンスの大合唱」と「それを笑顔で見まわす3人」を思い出しちゃうんだよなあ。
そして NEW PARADISEのアウトロ。ギターリフに合わせてギターを弾くような振付も 3人×2 できちっと見せてくれました。
光を感じるその声に
慶太くんの声は、喩えるなら夏の太陽の光。グッと引っ張っていってくれる強さを感じます。それはダンスナンバーはもちろん、バラードでもなにか芯の強い、安心感がありますよね。
M12 TRIAL。「何度だって起き上がるよ 倒れても痛くても No more tears 最後流す涙は 悔しい時じゃない 嬉しい時」という詞ではじまる、自分応援ソングみたいな歌。このサビにあたる部分の詞を、今の慶太くんの圧倒的声量で歌われちゃうと、なんか救われたような気分になるのですよね*1。
涼平くんの声は、同じ太陽でも春先のふわっとした温かさを感じます。彼が歌い出す瞬間の、あの絶妙な息遣いがたまらなく好きなのですが……。分かりづらいかなあ。
今回の曲で言うと M5 Love is messsageの「(Love is ) 特別な (Love is) 大切な (message) 君に 伝えたい」と「Love is message」の英語コーラスと掛け合いになるところの、あのちょっと譜割りを崩した感じの歌い方。
歌ってるんじゃなくて、目の前の人に語りかけるような温かみがありますね。
……と、割り切って書けないのがふたりのボーカルなんですよ。
あれ?こんな歌い方してましたっけ、というのがあるのがおふたり。
ダミ声寄りの発声になったり、たまにどっちが歌ってるのか見ないとわからなかったり。
とまあいろいろ書きましたが、アンコールの最後の曲につきますよね。
w-inds.はね、このフレーズを自分たちで言って、奮い立たせられるから、強いんですよ。
( We're ) Beautiful Now
50周年が迎えられるようにがんばるって? いいじゃないですか、ついていってみせますよ。僕らだって、w-inds.の一員なんですから。
*1:私事ですが、昔、勤め先の塾の合宿で、日程途中の小テストの成績が悪くて泣いちゃった子がいて。最終日に担当した全員のノートにコメントを書く機会があったので、この子にこの歌詞を書いてあげたんですよね。その子が普段通う校舎の先生からあとで、すごく喜んで僕のところに見せに来たんだよ、って教えてもらいました。























