米沢→山形→新庄
当初の予定では、米沢を10時過ぎに出て、新庄まで直行、その後、秋田行きに乗り換えて午後4時頃秋田につく予定だった。だが、色々調べているうちに秋田でも見たいものが出てきて、乗り継ぎが多少悪いのを覚悟で早く出ることに。
続きを読む群馬県の鉄道は、県都・前橋や最大都市の高崎を含む広いエリアをJR東日本が、群馬県という「鶴」の「首」の部分(「東毛」と呼ぶそうだが)を東武鉄道がカバーし、2つの軸となっている。これらの路線には都内から特急列車が走り、東京と群馬を結ぶ大切な幹線だ。(下の地図は、ピンクが新幹線・グレーが在来線のJR、濃い青が東武鉄道、その他の色がローカル3社。地図作成:白地図 KenMap (白地図作成ソフト))
そんな路線網のすき間に、ローカル私鉄の上信電鉄と上毛電鉄(以下「上電」)、そしてわたらせ渓谷鉄道(以下「わたらせ」)がある。わたらせは元々国鉄路線だったけれど、上信は明治時代から、上毛は昭和の初めから、ずっと地元の足として走りつづけている。
友人から18きっぷの残りの1日分を譲り受けたので、出かけてみることにした。
続きを読む僕は乗り鉄なので、普段は「自分が乗れる車両」=「電車・気動車」に興味がある。だから、自宅からほど近いところに「武蔵野線」という貨物列車の大動脈が通っていても、機関車を撮りに行ったりなんてことはしない。
でも、SL、蒸気機関車は別だ。
SLは、既に実用的な鉄道車両としての座は他に明け渡しているけれど、各地で観光振興目的で走っている。そして、そんなのがあるなんて聞けば、行ってみたくなる。
今年は、毎年恒例になっている友人との「紅葉狩り」の行き先に、秩父鉄道・長瀞を選んだ。ここにも、復活した蒸気機関車 C58 363号機が牽引するSL列車「パレオエクスプレス」が走っている。
続きを読む「シルバーウィーク」と打とうとしたら、どういうわけかATOKが予測で「シルバーウイルス」と出してきた。
わたしのような塾講師だと、祝日はちょっぴり迷惑な存在だったりする。その曜日に予定されていたクラスだけ授業日程がずれるのでその調整も必要だし、子どもも講師も「連休ぼけ」が出て、連休明けは「塾に行きたくないと言っている」とか「勉強したことを忘れてしまった」という事態を警戒しなければならないからだ。
そういう意味では、「シルバーウィーク」は、すっと入り込んできて仕事に影響してくる、ウイルスのようなものかもしれない。
とはいえ、普段忙しい中、のんびりすることも必要。今回は22日に東武博物館と東京スカイツリーに出かけた。
続きを読む115系という電車は、僕くらいの年齢の人間にとっては「懐かしい」ものである。1990年代の前半、高尾以西の中央本線の普通電車といえば「紺とクリーム色の電車」であり、たまに松本から「白に水色帯の電車」が、高尾~大月間では「オレンジ色の電車」が乗り入れてきていた。
「紺とクリーム」「白に水色」はもちろん115系である。
国鉄然としたその車体は、笹子トンネル内では爆音を上げて走り抜け、車内の会話もほとんど聞き取れないくらいだった。春・秋のボックスシートはハイカーの宴会場と化していて、その人たちに冷たい視線を浴びせつつも、高校生だった僕らは僕らの世界を楽しんでいた。
良くも悪くも、思い出がいっぱい詰まった電車なのだ。
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