w-inds. Fan Club Live Tour 2018 "ESCORT" @ 横浜
気心知れる
このところ毎年、ファンクラブ会員限定のツアーをやってくれるw-inds.さん。今年は五大都市+横浜での開催でした。
タイトルは "ESCORT"。
どんなエスコートなんだろうと思いつつ、4月30日・最終日会場のパシフィコ横浜へ。
縦横無尽「僕たちのHISTORY」へのESCORT
セットリスト情報は「REALSOUND」の当日レポート記事から(5/6付)。
w-inds.がひとつに繋ぐ、自分たちの過去と今ーー生バンド従え新旧楽曲披露したFCツアーファイナル - Real Sound|リアルサウンド
1 STEREO (from "Timeless" 2014)
いきなり度肝抜かれたのがこれ。幕越しにうっすら見えるバンドの後ろから3人が出てくるのかと思いきや、まさかのバンドの中に3人みんないるじゃないですか!
センターにはKey.橘慶太、A.Guitarは千葉涼平、E.Guitarは緒方龍一という布陣。特にKey.は一段高いところに設置されて、さながら司令部のよう。
もともとはダンスが映えるナンバーでしたが、すっかりバンド向きのアレンジに。かっこよかったですね。
2 Long Road (from "w-inds. ~PRIME OF LIFE~" 2003)
からのこれ。2016.3.14の両国に響き渡った大合唱を思い出しますね。
この日も、慶太くんがマイクを客席に向けてきましたね。初期のw-inds.を代表する大切な曲のひとつとなったようです。「回り道でも迷ってもいい、そこにだけ咲く花を見つけるから」っていう歌詞もグッときますよね。solanet.hatenablog.com
3 ROUND&ROUND (from "w-inds. ~1st message~" 2001)
4 This Love (from EP "Time Has Gone" 2017)
5 黄昏One Way (from "MOVE LIKE THIS" 2012)
6 THE SYSTEM OF ALIVE (from "w-inds. ~THE SYSTEM OF ALIVE~" 2002)
ここは、最初のアルバムから新しいシングルへ、ちょっと前のナンバーからまた初期へとめまぐるしく行き来。ついて行くのが大変なほどでした。
7 This is the Life (from "Blue Blood" 2015)
8 Dirty Talk (EP 2018)
バンドスタイルの今回のライブにぴったりくる、"This is the Life"。 作詞が慶太くんなんですよね。このサビでの、ファンと世の中への宣言のような歌詞!
This is the Life 誰も
止められない My dance
世界中どこにいっても
I'll make you smile and happy
Like a knife your heart
射止める Stabbing
不可能を可能に変える
All the world's my stage
その宣言から、まさに「不可能を可能に変えた」最新曲なんて、こっちとしてはドキッとしますよね。
9 Still on the street (from "THANKS" 2006)
そしてもう一度、初心のストリートに戻っていくこの構成。
この楽曲を収めている"THANKS"が出たころなんて、知人のひとりが「これを最後のあいさつにして活動やめちゃうんじゃないか」なんてすごいマイナス妄想をしていたのを覚えていますが、そんなことはなく、むしろ安心して見ていられる感じが、今はありますね。
10 Dedicated to You (from "w-inds. ~PRIME OF LIFE~" 2003)
なんて感慨に浸ってたところへこの曲かよ!と思ってしまいました。いや、悪い意味ではなく…ちょうど数日前、全く以て個人的な話しなのですが、プレイヤーでこの曲を聴いていて故人となった友人Kを思い出していたところだったのです*1。彼とよく会っていたパシフィコという場所のせいもあって、3人と一緒に口ずさんでいくうちに涙が止まらなくなっていました…。
11 We Don’t Need To Talk Anymore (from "INVISIBLE" 2017)
12 Time Has Gone (from EP "Time Has Gone")
13 Again (from EP "We Don't Need To Talk Anymore")
ちゃんと今に引き戻してくれてありがとう、と哀しみのどん底から救われた気持ちに。今回のバンドスタイルでこの3曲をやれるの?と思ったのですが、ちゃんとやれるんですね。
Againを聞くと、PPAPを思い出すのはわたしだけですよね、そうですね*2。「Oh,oh oh oh~~」をみんなで歌ってすっかりご機嫌になりました。
EN1 COMOUFLAGE
EN2 SUPER LOVER~I need you tonight
MCから
「お互いのことならよくわかる」その1
慶太くん「葉山さんがね、曲を書くときにはw-inds.になりきって書くんだって言ってたことがあって。5時間かかるときもあれば、スッと入れるときもある、って言ってた」(けど、自分で作るようになったのでその手間は省けてる、ようなことを言っていました)。
慶太くん「2人(涼平くん、龍一くん)のラップの詞、書こうと思うとすらすらってすぐ出てくる」涼平くん「へえそうなんだ」龍一くん「こんなこといいそ~とか思いながら」慶太くん「うんうん」
「お互いのことならよくわかる」その2
慶太くん「だいたい龍一くんはライブ中こういう動き(一旦右手を天に伸ばし、上半身を縦に揺らしながら手を握りながら胸元へ下ろす)をするよね」龍一くん「やり過ぎだよ!この後まだあるのにさー、やりづらいじゃん!(笑)」(客席「慶太は~?」)龍一くん「これでしょ(サングラスを下にずらす)」慶太くん「あれはそういう振りですから」「涼平くんはなんだろうなあ…」「涼平はね、よくこれしてない?(舞台端に行き、斜に構えて客席をキッとみつめる)」(客席納得)
思い出せるけど思い出せないこと
涼平くん「曲は覚えてるんだけどねえ、振りが思い出せないの!」
小料理屋「涼平」
慶太くん「17年でだいぶお互いのことは分かったきたけど、実はこの間ショッキングなことがあって」「涼平のことを俺らはまだかなり知らないんじゃないかと」涼平くん「だってふたりが入ってこないんだもん。ドアは開けてあるのに。」龍一くん「いや、《やってます》って看板出してくんないと!のれんとかさあ。《あ、やってないんだな》って思って通り過ぎちゃうじゃん。」慶太くん「これはね、次の17年で徐々に暴いていくことにしましょう。」
岡崎体育さんと
ミュージシャン岡崎体育さんとw-inds.とで、衛星テレビの企画で共演するライブがあるんだそう。
慶太くん「岡崎体育さんに《ミュージックビデオ》って曲があるんだけど、俺らあの曲の中で言われているやつだいたいコンプリートしてるんだよね。《カメラ目線で歌いながら歩いてる》とか《急に両サイドからメンバーが出てくる》とか《カメラを手で隠したら場面が変わってる》とか…(笑)」「みんな、でも、面白いところだけ注目しているけど、岡崎さんの音楽めっちゃすごいですからね。楽しみです」
岡崎体育 『MUSIC VIDEO』Music Video - YouTube