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access TOUR 2016 "24SYNC" at 中野サンプラザ / 神奈川県民ホール

SYNCの聖地にて

「デビュー○○周年」を迎えるミュージシャンやグループが、このところ多いですね。w-inds.が3/14で15周年なのはすでにブログで数度書いていますが、今回は《来年》25周年になるaccessのライブツアー「24SYNC」に行ってきました。

accessはしばらく前までは他のミュージシャン同様、夏休み時期を中心としたツアーを行っていましたが、近年、春はライブハウスツアー "ELECTRIC NIGHT"、秋はホールツアーとしています。今回も秋はホールツアー。東京…中野サンプラザでは日を違えての2回の公演があります。僕は今回、11/3(木祝)の1回目の中野サンプラザと、12/4(日)の神奈川県民ホールに参加。

また、今回のツアーでは各回ごとにセットリスト1曲目と6~10曲目の5曲を変更。accessとしてリリースしたアルバムをそれぞれ特集するスタイルを取っていました。

この後は2公演分をまとめて、比べながら書いていきます。

M1.Virgin Emotion(中野)、SHAKE THE SUNRISE(神奈川県民)

中野では1曲目のイントロの瞬間「おー」の声が。そりゃあ1stシングルが聞こえてきたとなれば、ずっと応援してきたファンとしてはそうなりますよね。浅倉さん、貴水さんによると、1993年、デビュー翌年の最初のライブツアーから毎回、中野サンプラザ公演があるとのこと。聖地と呼んでも過言ではないここでのライブ、私にとっても欠かせないものになっています。現在の「中野サンプラザ」自体は、再開発で消える運命にありますが…。

神奈川県民の方のファンの反応も「これかっ!」という感じ。ただ、どうもヴォーカル用マイクの調子が悪かった、ような気がしました*1。ちょっと後の展開が気になりましたが、そこは神奈川(?)、後の展開は完璧でした。

M2. Winter Ring Affair
M3. Glamloid
M4. 瞳ノ翼
M5. missing 4 SEASONS

「今日のお題」をM1で提示し、軽いあいさつを挟みつつすぐ次へ。昨年リリースの2曲で盛り上げて行きます。特にこの2曲は低音が効いていて、自分の席の位置のせいかもしれませんが神奈川県民のときは特に全身で音を聞いている感覚がありました*2

そして、アニメ主題歌としてもおなじみの、飛翔感あふれるM4へ。accessの楽曲はなにしろ「隅っこから隅っこまで味わい深い」のですが、僕はどの曲でも歌と歌をつなぐ間奏部分の音作りがとても気になります。「瞳ノ翼」もそんな「間奏が大好物」な曲の1つ。ちょっとゆったり目のメロディが乗る間奏なのですが、ライブのとき、浅倉さんは、この間奏の部分の旋律を打ち込まずに生で弾かれています。その時その時で変わる音が聴きどころですね。

「瞳ノ翼」の飛翔感そのままにゆったりとした気分に誘うのが、今年の春ツアー「ELECTRIC NIGHT 2016」で初披露され、ツアーパンフ附属CDとしてのみリリースされた「missing 4 SEASONS」。ミディアムテンポのちょっと切ない曲。初めて聞いた時から「これは好きな曲になるに違いない」と思ってました。もちろん今回もM3からの流れで早々に泣かされそうになりました。イントロの「たん・たんたん♪たん・たんたん♪」とエレピのスケールが聞こえてきただけで、涙が出そうです。

M6. BE NUDE(中野)、 AGAINST THE RULES 2002 -AA trance- (神奈川県民)
M7. Hot Cruising Night(中野)、 Especially Kiss(神奈川県民)

ここからは各回のフィーチャリングアルバムから。

中野は「FAST ACCESS」。

僕がaccessのファンになったのは3rdアルバム「DELICATE PLANET」から。なので、中野での2曲はリリース時にリアルタイムで聞いていたわけではないけど、僕にとっても、同じように「懐かしく」聞けた曲でした。「BE NUDE」は一昨年に新しいアレンジ(S version)が出て、そちらの方がメインで演奏されていたので、オリジナルのアレンジでの演奏は改めて新鮮でした。「Hot Cruising Night」では、メンバーの懐かしい過去のMVからのコラージュ動画も上映されていました。

神奈川県民は「CROSSBRIDGE」。

こちらの2曲は非常に対極的で、M6はCDでは8分以上ある大曲。低音がホール全体を鳴らして、自分の体の下の方から音がしてきていました。M7は後で確認したところ、厳密にはアルバム「CROSSBRIDGE」収録曲ではなく、またライブでも(少なくとも私は)あまり聴いたことがない曲でした。そんな曲に出会えたのも収穫。

M8. DISTANCE~求め合うには遠すぎて~(中野)、 grand muse(神奈川県民)
M9. PALE BLUE RAIN(中野)、 777 trois seven(神奈川県民)

ここはいったん落ち着くパート。中野の2曲、そういえば90年代ってこんな曲、accessに限らず結構あった気がするんですけど気のせいかな…なんて思います。この2曲については、ライブでもあまりアレンジを崩さずに披露されることが多いですよね。今回も同様でした。PALE BLUE RAINのサビの貴水さんの声が大好きです。

神奈川県民のM8もライブでは初めて聞きました。もともと壮大な感じのホールだと音がさらに大きく拡がっていいですね。M9は途中にあるヴォイスを浅倉さんがやっていましたが、最後は貴水さんが浅倉さんの肩を抱いて、自分のマイクで言わせていましたね。

M10. Can-Dee Graffiti(中野)、EDGE(神奈川県民)

中野ではここでうって変わってお茶目なこのナンバー。「好きな女の子がいる中高生男子の頭の中」をテーマにした曲だけに、僕も「あーあったあった」という気分になってしまいます。

曲中で浅倉さん⇔貴水さんでセリフの掛け合いがあるのですが、本来は浅倉さん「おいおい大変だよ、あの子、3年とつきあうらしいぜ」→貴水さん「げ、まじ!?」だったのですが、なんか違うセリフを言っていたような気がします…(笑)。浅倉さん、この曲について「セリフあるよ」と言われて慌てて復習したとか、なんとか。

神奈川県民のM10は「CROSSBRIDGE」といえばこの曲、ですよね。こちらも7分近くとサイズ大きめな曲。CDだとイントロ50秒、そして果てなく続くと思える曲構成で、時間を忘れさせてくれます。今日も果てなく音に溺れるという感じでした。

以上で旧盤フィーチャリング枠は終了。

M11. 24SYNC

こちらは今回のツアーで初披露の新曲。冒頭から三連符のメロディ、急展開してからのラップ、というどう説明したものか解らないくらい混沌とした曲だったという印象が…。しかもライブ会場だと低音が耳ではなくて体に響いてきて、なんか音楽じゃない違う「何か」な感じがしてきてしまいました。なんて曲を作ってくれたんですか浅倉さん…。

M12. Lovin' you
M13.Toy Box In The Morning

ライブでないと聞けない、しかも毎回やるわけではない甘い甘いM12の後は、これまた非常に珍しい、浅倉大介貴水博之制作のaccess名義ではない楽曲へ*3。音作りも歌詞もとっても懐かしい感じ。

access CHANNEL

この曲が終わったところで小休止。事前収録による動画「access CHANNEL」の上映です。横浜市にあるアスレチックコースに挑戦する浅倉さん・貴水さんとツアーサポートメンバーの3人。毎回毎回、運動が苦手な浅倉さんのちょっと引いたような顔には笑ってしまいました。

神奈川県民での映像は、すり鉢状の場所かららせん状に走って脱出する、というアトラクションでの撮影で、浅倉さんだけが脱出に失敗してずっこけてしまうという展開。ファン一同爆笑だったのですが、あとでMCで浅倉さんから「お前ら笑いすぎ!」とおしかりを受けてしまいました(笑)。「あれでも編集したんですよ」とは貴水さん。

M14. Hung Me For The Distance~絆された愛の果てに~
M15. TRY AGAIN (S version)

そんなおちゃめな休憩を経て、またaccess流の「危なげで脆くてそれでも情熱的な愛」を歌うM14。さらに3rdアルバム収録曲を2014年に再編曲・収録した「TRY AGAIN (S version)」。原曲に比べて、アレンジも歌い方もすごくエモーショナルになっていると感じるのは私だけでしょうか。アレンジ変更で好きになった曲の1つです。

「ありふれた気持ちを 今夜奇跡に変えて…!……今夜、奇跡に、変えて…!」

の最後、音が消えた瞬間に天を仰いで目をギュッと閉じたら、また涙が出てきてしまいました。

M16. Doubt & Trust
M17. JEWELRY ANGEL
M18. MOONSHINE DANCE

ここからはまたライブ定番曲のメドレー!M16ではまたあのアナログっぽいサウンドのキーボードソロが聞け、M18はまたいつも通りに、ふたりで見合う《ムンシャイプレイ》を見せてくれました。中野でも神奈川県民でもばっちり。

M19. Vertical Innocence

こんなことを書くと変人扱いされるんでしょうが、accessの曲、特にbpmが速いものを聞いていると、《音が見えてしまう》ことがあるんです。それを初めて意識したのがこの曲。イントロから度々登場する、音階を上下するシンセのメロディが、サインカーブのように目の前を飛んでいるように感じるんです。

そんな妄想が炸裂する危険な楽曲に「なくしてもいい、きらめく世界を、悪魔にだって捧げる!」なんて言葉遣いの歌詞が乗ってるんです。ぶっ飛んでしまわないわけがないですよ。

まあ、僕だけ、ですよね。そんなの。特にライブの時には強くそれを感じます。音響も、照明も、それを後押ししてくれて…。それが気持ちいいんです。

M20. 永遠dive

ファンにとっては「タオル回しタイム」なのですが、それ以上に間奏での浅倉さんの暴れっぷりがなんとも。指がキーボードを駆け回る駆け回る。この曲ですっかり発散しますね。

enc. 1 We'll(中野)、Xtal Xmas(神奈川県民)

中野のこの曲はライブ会場でファンの斉唱を収録してサビに持って行ってしまった、という大胆な曲。女性を想定していたメロディのようで僕は他の人に合わせた声が出ません…。でも、みんなで歌っている一体感はいつ聞いても良いですね。

神奈川県民の1曲目は初聴き。あとで調べたところ、苗場で以前行われたクリスマスイベントでの会場限定でのものだったそう。

enc. 2 LOOK-A-HEAD

最後はこの曲で。初期はこの曲でライブを締めていたそう。最後の貴水さんの「いえ~~~~~~」からの「Hey!」の掛け合いを聞くと、何だか安心しますね。

 その他

アンコール前に長めのMCを取るのが最近の定番ですが、今回も。

中野では、浅倉さんの誕生日前日ということでバースデイサプライズ。巨大ケーキが搬入されてハッピーバースデーの合唱。浅倉さん、こういうときにはいたずらっ子男子になってしまってつまみ食いをするのですが、今回もイチゴをひとつぶ口へ。そして、「はい、ヒロ」と貴水さんにも食べさせていましたね。

神奈川県民ではアルバム「CROSSBRIDGE」での試みとしてtranceの導入があった、なんて話をしていましたが、その中で…

浅倉さん「たとえば…」

貴水さん「たとえば!FOR EXAMPLE!」

浅倉さん「FOR EXAMPLE…FOR EXAMPLE, APPLE-PEN」

と、なぜかPPAPになるというギャグっぽい展開が…。

また、男性が多いというところで「男子盛り上がってる?」「いえーい!」「…いま、ヒロより1オクターブ低い声がしたね」なんていう話も。もっと男子来い来い!

*1:その後暗転中に交換しているようでもありましたので…

*2:中野は2階席、神奈川県民は1階やや前方中央部でした。

*3:以前にツアー中におのおののソロ名義の曲を歌ったことはあります。