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紅葉の名所中の名所へ~中禅寺湖と日光~

それは秋の恒例行事

毎年秋、長年の友人と東京近郊へ紅葉狩りに行くことにしています。

今年もそんな時期になり、「日光、行ったことがないんだよね」という友人の発言から、日光に行くことになりました。

 日光と言えば、東武

日光・鬼怒川と言えば東武鉄道。今や、宇都宮~日光間の「日光線」を持つJRでさえ、新宿・池袋から埼玉県の栗橋を経由して東武線に乗り入れる特急を走らせているくらいです。

今回は日光エリアのみの日帰りということで、こちらのきっぷをチョイス。

まるごと日光 東武フリーパス | お得なきっぷ | 電車の旅-東武沿線おでかけ情報

発駅から下今市駅までの往復鉄道運賃と、日光エリア内の東武鉄道・バスが乗り放題になるというきっぷです。

フリーエリア内のきっぷは4日間有効。日帰りの僕たちにはちょっともったいない気もしましたが、浅草駅から東武日光駅経由、中禅寺湖までの往復で元が取れるという話なので、これを使うことにしました。

鉄道的「2階建て」列車に乗って

浅草駅・午前8時。

友人と僕は浅草駅の改札前で待ち合わせ。当日はあいにく東京メトロ銀座線の線路付け替え工事とぶつかり、同線が部分運休ということで到着時間が読めなかったが、なんとか間に合いました。

東武鉄道で都内から日光・鬼怒川方面に向かうとき、使える列車は大きく分けて2つ。1つはおなじみの特急列車「スペーシア」。行き先別に「きぬ」「けごん」という愛称を持つ、全車指定席の特急列車です。

もう一つは快速列車。東武はJRと逆で、急行よりも快速の方が停車駅が少なく、速い*1。浅草駅からは6両編成での運転ですが、2両編成を3編成組み合わせて使っていて、途中の下今市駅で分割、4両を鬼怒川・福島県方面へ、2両を日光へ送り込むというスタイルで運転されています。

最近ではLEDや液晶ディスプレイによる列車情報の表示は珍しくありませんが、6050系はこうした運転形態を最初から想定していたため、幕式の行き先表示器が車内にもつけられています。

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この日は紅葉シーズンということで大混雑。スペーシアの特急料金を節約したがる(我々のような)人々で満席だった。僕らも立ち席で出発しました。

ところが、途中の春日部駅で僕のアンテナがピピッと反応しました。

反対側のホームに、普段は使われないはずの1800系が停車していたのです。しかもちらりと駅の案内を見ると、僕らの乗る快速の1分後に「東武日光」行きが出るとでているではありませんか。

慌てて東武鉄道のホームページへ。臨時列車の案内のページがあり、実はこの1800系が、春日部駅発の臨時快速列車に充てられることが分かりました。

臨時列車はしばしば、存在そのものが知られて居らず、空いているもの。さっそく友人と次の東武動物公園駅で下車、後から来た快速へ乗り換えです。

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1800系はかつて、赤城方面への特急列車として使われていましたが、現在は350系が登場したことから、臨時列車用となってしまいました。乗ってみると昭和の特急のテイストがそこここに。でも、空席も目立ち、下今市までは快適に乗車できました。

下今市で先行の快速に追いつき、再度乗り換えて日光へ向かいました。

大渋滞でいろは歌が歌えない

さて時間帯がいいせいか東武日光駅は大混雑。すぐに駅前のバス停に向かったものの、バス停も大混雑。最初は東照宮をみてから中禅寺湖へ、という予定だったものの、この混雑を見て予定変更。先に中禅寺湖まで登ることにしました。

バスはすぐ到着し、中禅寺湖へ向けて走り出しました。が。

いろは坂を登り始めると車の台数が増え、やがてほとんど動かなくなってしまいました。

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坂を登るにつれ、紅葉は徐々に美しくなるのですが…

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いかんせん車が動きません。

登り坂であること、中禅寺湖畔に出るところの信号でうまくさばけてない、などいろいろあると思いますが、本来45分程度のところ、実に2時間かかりました。

到着が12時半頃。おなかも空いてきました。

湯葉と蕎麦で昼食を

バスターミナル近くの土産物屋の2階の食堂へ。湯葉と蕎麦を組み合わせた定食をいただきました。

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華厳の滝中禅寺湖はほど近く。それぞれに散策をし、堪能しました。華厳の滝がさすがにすごいと思ったのは、滝がまだ見えないうちから水しぶきが飛んできていたこと。それだけの瀑布ということです。

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中禅寺湖は山に囲まれた静かな湖。何となく富士五湖を思い出したのは、気のせいでしょうか。

14時には中禅寺温泉バスターミナルへ。1本見送り、2本目に来たバスに立ち席乗車で麓へ戻りました。

東照宮最寄りの西参道バス停で下車。

西参道から東照宮を見に行こうとしたのですが、16時で拝観受付は終了とのこと、しかも薄暗くなってきていたこともあり、パスして駅の方へ下っていくことにしました。

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古い町が刻んできた歴史を尋ねて

東照宮は参拝できませんでしたが、下ってくる途中には団子屋があったり、骨董品店があったりと、町の歴史を感じさせる商店がたくさんありました。

ちょっとびっくりしたのがこちらの建物。

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お城のように見えるこの建物、旧・日光市庁舎だそうです。

そして、こちらは日光カトリック教会。

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なんとも風情がありますよね。日光は、「江戸」だけじゃない、そんな思いを胸に埼玉へと戻ってきました。

 

 

 

*1:これは事情の違う東上線系統でも同様。