2014年・夏の18きっぷ旅行2日目
1日目(8月10日)は…
台風が接近する中、早朝に埼玉を出発。ひたすら東北本線を北上し、午後仙台着。
ホテルに入るかどうかというタイミングで雨が降り出した。
2日目:仙台→平泉→盛岡→宮古
これまで行こうと思っていて行けていなかった平泉へ向かうべく、仙台から東北本線へ。
さすがは夏の仙台平野。車窓に広がるは柔らかい緑の「ひとめぼれ」と思しき稲の波。
途中一ノ関で乗り換え、1時間ちょっとで平泉に到着。
ここはもう岩手県。《岩手県交通》のバスが駅前にたくさん停まっている。埼玉県民からすると《国際興業バス》の昔の塗装なのでまったく違和感がない(笑)。バスに揺られて「中尊寺」へ。
中尊寺の境内はかなり広く感じた。その広い境内にたくさんの堂が建てられている。
有名な金堂は、保護のために外側にさらにコンクリート製の「覆堂(おおいどう)」が作られている。光り輝くさまは本当に素晴らしいのだが、残念ながら「撮影禁止」。外側から覆堂を撮影するのがやっとだった。
隣にあり、中尊寺を作った藤原清衡(きよひら)の息子秀衝(ひでひら)が建てた毛越寺(もうつうじ)も合わせて参観。個人的には、広大な庭園のあるこちらの方が気に入った。
天気が晴れ・曇り・雨と目まぐるしく入れ替わり、雲間からさす光はまさに「浄土」を感じさせるものだった。
昼食は寺の前にある食堂でそばを1枚。
さらに盛岡へひたすら電車で向かう。編成が短いが帰省時期に当たるせいかかなり混んでいる。区間によっては立ち席だった。
盛岡では山田線に乗り換え。2両編成だったが、駅員さんが「明日あたりはつながないとだめだね」と、帰省客の増加を見込んだ増結のお話をしていた。
途中では車窓前方に虹。
宮古では定宿の「BIG WAVE」さんへ。山田線の沿岸部分はまだ復旧していない。列車の発着本数も少なく、なんだか寂しい感じがしたが、宮古の街そのものは活気があった。