天翔橋北斗の旅々失礼します

鉄道・旅・音楽・ラジオ・気象・教育、など

2016年8月14日・夏の18きっぷ旅第3日目 米沢~新庄~秋田

米沢→山形→新庄

当初の予定では、米沢を10時過ぎに出て、新庄まで直行、その後、秋田行きに乗り換えて午後4時頃秋田につく予定だった。だが、色々調べているうちに秋田でも見たいものが出てきて、乗り継ぎが多少悪いのを覚悟で早く出ることに。

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2016年8月13日:米沢市内をめぐる

米沢市内をめぐるなら

今回の旅行の計画をあれこれたてていて、現状、過疎化の進む地方では、公共交通を維持していくのはやはり厳しいのだなあと感じた。秋田県内のとある地域の総合観光案内のサイトに「(この地域の)バスは生活路線なので観光には不向きなダイヤ。レンタカーかタクシーを使うように」とわざわざ書いてあるところまで発見してしまった。そして当のバスを調べてみると、大型のワゴン車で運行する乗り合いタクシーで、区間によってはオンデマンド運行(事前予約がない場合は寄らない)になっているようだった。
米沢の場合はそこまでではなく、郊外の温泉地までのバス路線は民間で、市内の各所は市が民間に委託して運行する、いわゆる「コミュニティバス」が結構頻繁に運行されている。しかも、民間・コミュ共通の一日乗車券まで発行しているのだ。まあ、これには、城下町など古くからそれなりの規模の市街地を作ってしまった街に特有の「鉄道が市街地を迂回して敷設されてしまったので、駅と市街地を結ぶ交通手段がどうしても必要」という事情もあるのかもしれない。

ちなみにそんなコミュニティバスの中には、当地出身の漫画家「ますむらひろし」氏の作品中のキャラクター、猫の「ヒデヨシ」が描かれているものもある。

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今日は、一日乗車券「米沢乗るパス」と、博物館などの共通入館チケット「米沢見るパス」を利用してぐるぐるめぐることにした。

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2016年8月12日・夏の18きっぷ旅第2日目 新潟~米沢

米沢へ:米坂線山形鉄道

新潟~米沢:米坂線快速「べにばな」

昨晩は興奮しすぎたのか、昼間寝過ぎたのか、ちゃんと眠れないまま朝を迎えた。でもボヤボヤしていられない。今日のトップランナー新潟駅8:47発、白新線羽越本線米坂線経由の快速「べにばな」3822Dだからだ。朝食もそこそこに乗り込んだ。

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2016年8月11日・夏の18きっぷ旅第1日目 池袋~新潟

新宿→高崎

毎年恒例の夏の旅行だが、今年は2年ぶりに18きっぷを利用した旅行。観覧したいコンサートがこの日に新潟市内であるので、そこを軸に計画をたてた。
まずは新潟まで上越国境越えの移動。今回は夕方開演のコンサートに合わせるために朝~午後にかけての移動。乗り換えが慌ただしくならないように、うまく計画をたてたつもりだった。

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w-inds.15th Anniversary LIVE at 両国国技館

3月14日

2001年のこの日、ダンス&ボーカルユニット w-inds.がデビューした。

僕が知ったのは最初のアルバム「w-inds. ~1st message~」に収録されている「Winter Story」をラジオで聞いたから。以来、オンラインのファンの人たちのコミュニティに参加、曲もいろいろ聞いていく中で、2007年のライブツアーの観覧に誘われた。行ってみて、その楽しさと華やかさにすっかり魅せられてしまい、ついにFCにも入会。ほぼ毎年のようにライブに行っている。

この日は、そんな彼らのデビュー15周年の記念日。3月13日(日)・14日(月)に両国国技館でライブが行われた。僕は13日に参加。

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群馬ローカル私鉄めぐり・上信電鉄、上毛電鉄

群馬のローカル私鉄

群馬県の鉄道は、県都・前橋や最大都市の高崎を含む広いエリアをJR東日本が、群馬県という「鶴」の「首」の部分(「東毛」と呼ぶそうだが)を東武鉄道がカバーし、2つの軸となっている。これらの路線には都内から特急列車が走り、東京と群馬を結ぶ大切な幹線だ。(下の地図は、ピンクが新幹線・グレーが在来線のJR、濃い青が東武鉄道、その他の色がローカル3社。地図作成:白地図 KenMap (白地図作成ソフト)

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そんな路線網のすき間に、ローカル私鉄の上信電鉄上毛電鉄(以下「上電」)、そしてわたらせ渓谷鉄道(以下「わたらせ」)がある。わたらせは元々国鉄路線だったけれど、上信は明治時代から、上毛は昭和の初めから、ずっと地元の足として走りつづけている。

友人から18きっぷの残りの1日分を譲り受けたので、出かけてみることにした。

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秩父鉄道・PALEO EXPRESSと長瀞・秩父

SLと紅葉をたずねて秩父路へ:プロローグ

僕は乗り鉄なので、普段は「自分が乗れる車両」=「電車・気動車」に興味がある。だから、自宅からほど近いところに「武蔵野線」という貨物列車の大動脈が通っていても、機関車を撮りに行ったりなんてことはしない。

でも、SL、蒸気機関車は別だ。

SLは、既に実用的な鉄道車両としての座は他に明け渡しているけれど、各地で観光振興目的で走っている。そして、そんなのがあるなんて聞けば、行ってみたくなる。

今年は、毎年恒例になっている友人との「紅葉狩り」の行き先に、秩父鉄道長瀞を選んだ。ここにも、復活した蒸気機関車 C58 363号機が牽引するSL列車「パレオエクスプレス」が走っている。

www.chichibu-railway.co.jp

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